宝塚山手台 おすすめスポット

あったかい雰囲気に包まれた
本格パテスリー

菓子工房 みわあおに
五月台4丁目

宝塚市中山五月台4丁目12-1
ベルヴュー宝塚
営業時間10:00〜19:00
水曜定休日
Tel: 0797-82-3070
閑静な山手の住宅街に店を構える「菓子工房 みわあおに 五月台4丁目」。オーナーの名前と地名がそのまま店名になった、人気のパテスリーです。店内には、ケーキが約25種類と焼菓子が約40種類。ケーキは見た目の華やかさよりも、クリームとスポンジの相性の良さなど、食感も含めた味を重視。人気の「五月台ロール」は、フワフワしっとりの生地に、コクのあるしっかりとした生クリームとカスタードクリームが相性抜群です。
お店のオープンは1999年。落ち着いた場所がいい、という理由で阪急宝塚線より山手で場所を探していたそうです。「地域に密着したお店にしたいと思っていたので、車の交通量や人通りはあまり気にしなかったんです。今思えば、集客のことは何も考えていなかった(笑)。尊敬する人に『店にはロマンが必要だ』と言われたことにも背中を押されて、この場所に決めました。長年住んでいて、愛着がある大好きな場所だったし、何よりもロマンにあふれているような気がして(笑)」。
開店時にはキッチンに入れないくらい、たくさんのパテシェ仲間や後輩たちが手伝いに来てくれ、改めて、「人のあたたかさの有難さ」を認識したそうです。
焼菓子はグルテンの少ない小麦粉を使って、サクサク感を大切にしています。光に透かしてみると空気の穴がポツポツと見えるのは、火の通りをよくするための技。バターがたっぷり入っているので、商品によっては、夏のお取り寄せはクール便で送ることもあるそうです。中でも、60回以上の試作を繰り返して完成したというマドレーヌは、軽い口どけなのにしっかりとした食べごたえという逸品。材料の配合や焼き方を研究し、たどり着いた絶妙な甘さが口の中で広がります。
宝塚ホテルの製菓長を務め、スイスのリッチモンド製菓学校への留学経験もあるオーナーシェフの三輪青丹さん。当時のことをお聞きすると、「実は、学校は2ヵ月しか行ってなくて、あとの5ヵ月はヒッチハイクでヨーロッパ中を回っていたんです」と、少し照れくさそうに答えてくださいました。「でも、旅の途中でいろんなことを学びました。出会った人のあたたかさとか、人間性など、私はお菓子をつくるうえでプラスになっています」。小さい子どもにクッキーをプレゼントしたり、お客様との会話を大切にするのは、そんな経験がベースになっているのでしょう。
今や、毎日幅広い年齢層のお客様が、ご近所だけでなく、遠方からも来られます。「お客さんを迎える時のお菓子や、手土産などに選んでもらえたら嬉しいです。これからも丁寧に、おいしいお菓子を作り続けます」という三輪さん。日常でも、スペシャルな日でも、様々なシーンで活躍してくれる、また次に食べたくなる味と人柄が伝わるあったかなケーキ屋さんです。