教育環境

学校通信 vol.3

卒業 おめでとうございます

『 生きる 』  ―― 谷川俊太郎 詩より ――

生きているということ    いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木漏れ日がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること     あなたと手をつなぐこと

生きているということ    いま生きているということ

泣けるということ       笑えるということ

怒れると言うこと       自由ということ

生きているということ    いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ   いま生きているということ

鳥がはばたくということ  海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ   あなたの手のぬくみ

いのちということ

この世に生を受けてから、今日まで、たくさんの時間、生きぬいてきたみんな。

大きな喜びを体いっぱいに感じたこともあったでしょう。どうしていいか悩み抜いた時期もあったでしょう。

人の温もりを感じて感謝したこともあったでしょう。寂しさに人知れず泣いてしまったこともあったでしょう。

みんなが一生懸命生きているからこそ、めぐり会えた感情です。

その感情の一つ一つが、さらに素晴らしいあなたへと成長できるように、あなたの心を磨いてくれます。

21世紀を担うみんなには、いつも人に感謝しながら、いつも友と夢を語りながら、いつも自分の命を大切にしながら、自分の信じた道を歩んでほしいと願っています。